夫の状況

年が明けると、介護生活も10年目に入ります。

寝たきりに近い「要介護4」の状況から、

先日、もしもの時のためにもらった介護認定では

「要介護2」になりました。

 

情けないことや、腹立つことも多いのですが

 

毎日の散歩

気分ばらしの外食

週二日、通う健康麻雀

 

共に、楽しんで 過ごせています。

 

終の住処と決めて、この地に住み始めて

どんな生活を送るか試行錯誤していた私にとって

突然の夫の病気は、思いがけない介護生活の始まりでしたが

大変な時期を  乗り越えて

私の生活の軸が、「介護」になっている今は、これはこれで

「私の生きがい」になっているのだと思います。

何かと制約はあるものの

今の介護の生活が、不幸だと思うこと無く過ごしています。

 

この10年、夫は、一度たりとも、私に、反発したり、声を荒げたことが

ありません。

子供たち、二人とも、

「昔は、怒ることもあったのだから、「怒る線」が、キレたのでは?」と

同意見‼️

夫に

「どうして、そんなことができるの?」と聞くと

「お前が、怖いからだよ」と、言いますが

そんなことってあるのでしょうか?

10年も、我慢が、続くとは、思えませんものね。

不思議です。

 

先日のサロンでも、これが話題になり

「よく怒っているウチの主人もそんな線が切れないものないかしら?」

などというメンバーがいて、大笑いになったりしました。

 

メンバーの一人のご主人様が、脳梗塞で、入院なさって、

後期高齢者の仲間の話題も、こんなことも多くなりました。

 

私達も、充分いい年になったのだから

 人工呼吸器装置や胃瘻などしないで

  「楽に人間らしく最期を  迎えたい」

と、子供たちに、伝えています。

 

痛いところもなく、ご飯が美味しく食べられる今の状況に

感謝して、

来年も、それなりに元気に過ごしたいものとと思っています。