自宅介護の入浴について、

我が家では,現在は

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この縦の手すりと

 

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このような椅子で,シャワーを  浴びさせています。

 

今のところ,ヨタヨタながら伝い歩きができるので,

自力で,浴室のこの椅子に座らせます。

高さがあるので,手すりに掴まり,立ったり座ったりが,容易で

安全です。

背中を  流すのは,手伝いますが、シャンプーや身体洗い、

タオルで体を  拭くまで、自分で、やらせます。

 

 

排泄物で汚れたお尻も,この手すりがあると、簡単に,洗う事ができるので,

私のストレス軽減になっています。

 

とにかく,自力で,浴室まで行ける事が,前提ですね。

そのためにも,毎日のリハビリ散歩は欠かせません。

 

 

思えば

7年前になりますか,東大病院に3ヶ月入院して,徹底的に調べて

もらったものの、これという病名も,治療法もわからないままで

ヨレヨレの 主人を  引き取った時

東大病院が,手配してくれた自宅介護のための色々な利用制度の 中に

「訪問入浴」というのがありました。

当時主人は,一人では何もできない重症の

   要介護4  でした。

 

訪問入浴というのは

 3人の スタッフ(男性一人,女性2人の チームでした。)

 大きな組み立て式のバスタブを  部屋に運び込み

 お湯を  張り(我が家の蛇口からお湯を  引いて)

   寝たきりの主人を  3人がかりで,バスタブへ(大きくて重いので大変)

   全身を  洗ってくれて

 又,ベットに

 パジャマを  着せてくれる

というものです。

 

介護保険制度の中に,入っていました。

本人は,まるで王侯貴族になったようで

大満足でしたね。

 

其れから

大分動けるようになって

入浴させてくれるデイサービスに行くようになり

 

その後

一時は,自宅で入浴できるようになったものの

バスタブに入っても 、自力で出るのが大変で

私一人で,

引きずり出す,という事があり

バスタブ入浴は,諦めさせました。

息子か男の孫が来た時のみにしています。

 

大部分の家にシャワーがある生活ができている,恵まれた日本。

そして,介護保険

昔の介護が,どんなに大変だったか,と思うと

有難い世の中に生きている今に,感謝あるのみです。