山梨へ

 

パーキンソン病の 、夫の弟が、とても、弱っているとのこと

予約なし で、それぞれが会いに行った、姉、兄から

できることなら

「一度、会わせておいた方がいい」との連絡がありました。

 

コロナに加えて

入退院を繰り返していた時は、タイミングも難しく、

迷惑もかけるかもしれないとの、懸念からお見舞いには、いけないでいましたが

在宅の今は、いつ行っても、会えるということでした。

 

自分がこんな状態の夫でも、会いに行きたい との 、目の表情からの意思表示があり

「強い兄弟愛」が伝わってきたので、なんとか、今のうちに、連れて行こうと

思いました。

 

会ってみると

病状も重く、話せない状態ですが

なんでも理解は、できているとのこと。

 

妻、家族、介護の周りのみんなの チームワークで、

(病気になったのは、仕方ないにしても)

「こんなに優しい至れり尽くせり」の 介護を  受けられて過ごせて

なんて、幸せな今なんだろうと、思いましたね。

 

夫を見て、涙ぐんで

別れ際には

夫が「顔を撫でながら」

「頑張れよ」

と言ったら、

「いい顔でニッコリ」しました。

 

この瞬間、私は

「連れてきてよかった‼️」

と思いましたね。

 

とにかく、この弟は、病気に苦しめられた時期の長かった人生でしたが、

伴侶はじめ、家族、周りの人間関係では、恵まれました。

今、弟は79歳

これも、幸せな人生の、一つの形かな、と、思いましたね。

 

天気予報で、いい日を選び、

高速を  利用の遠距離の私の運転では、心配なので

電車と高速バスを  利用しました。

片道4、5時間かかりました。

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高速道路
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高速バスの 利用は

高速道路の 停留所からの 登り降りが問題。

60段余りの階段を  夫は手すりに 掴まリ、自力で登り下り

私は、重い車椅子を  引きずり下ろし、引きずりあげて

なんとか、我ながら、良く頑張りました。

 


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バス停留所の 近くにある広い公園は、一部 

両親の 柿ばたけが、あったところ
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道すがら、実家近くのお墓参りもできました。
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実家の菩提寺
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帰途の階段
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高速道路からの甲府盆地

弟の お嫁さんから、「子供、孫だけの 家族だけでの お葬式を  します」

との話も、あったので、

今の状態の夫が、生まれ育ったこの故郷を  、尋ねるのは

これが、最後だと思います。

車椅子に、乗って、実家近くも、見て歩けたし

昔から、「夫に、似ていると言われている従兄弟」に、道端で、偶然、出会い、

早速、自分で、富士山からの地下水で育て、天日干ししたというお米と

無農薬の葉野菜🥬を届けてくれたりする

素敵なできごともあったりで、

疲れましたが、いい1日でした。