10年前のこと

今日は、ここも暑い一日でした。

夕方、夫を、入浴させて、シャンプーまでさせ、スッキリさせました。

この頃は、自力で、湯船に出入りできますが洗うとなると、私の介助が、必要です。

そのため、私の、気力、体力が、ある時でないと、このようにはできません。

 

船内では、シャワーだったので、私も、今日は、しみじみ、

湯船に、入れることの有り難さをかんじました。

日本の入浴システムはいいですよね。

 

昨日、電話で話した古くからの親しい友人が、最近の夫のこと

「10年前、東大病院に、見舞いに行った時あの状態で、家に引き取って、

これから、どうなるのかと心配したのに、本当に、元気になって」

と喜んでくれました。

そうなんです。あの頃は、3ヵ月もの入院検査でも、水頭症は、あるものの

原因も治療の方法も見つからない寝たきり状態でしたね。

そんな状態で入院を続けていても、仕方がないと思い、自宅に引き取り

試行錯誤のこの10年でした。

その後、アルツハイマー型痴呆症と耳が遠くなるということが加わりましたが、

身体の方は、ヨタヨタしながらもここまで元気になれたことは

有難いことです。

腹の立つことも多い毎日ですが工夫して、なるべく、声を荒げないで、穏やかに

過ごすように、心掛けようと思います。

怒鳴ってばかりいると、私の人相が、ますます悪くなりそうで怖いです。