10万円貯まる本

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世界一周旅行を  すると10万円貯まるのです。

 

友人がプレゼントしてくれました。

旅好きの私は嬉しくて、早速、家中の500円玉を  掻き集め嵌め込みました。

カード時代の今は、なかなか500円玉が、集まりにくいのですが

このところ、お釣りに500円玉が入ると、ワクワクします。

 

左ページには、着いた都市や名所の、ガイドが入っています。

 

2年後の夏には、コロナが終息しているでしょうか?

それまでに、これで、お金を貯めて、二人で、夏の台北に行って

夜市でカキ氷、旬のマンゴや珍しい南国の果物、美味しい台湾料理を  楽しむ、目標を  立てました。

でも

今朝、バリの旅が最後と決意したこと思い出しました。

こんな目標

平穏に過ごせている時期の発想なのですね。

想定外のゾッとする出来事が起きて、やれやれの今は

わざとではないと解っていても、ボケ気味の主人を  

旅に連れて行くのは、やっぱり難しい!と我に帰ります。

 

 

 

 

 

 

老々介護生活が今日で8年目に入りました。

色々、ありましたが、今はなんとか、穏やかに過ごしています。

 

介護保険

要介護4の、最初の頃は、色々、利用させてもらいました。

訪問入浴は、

大きな浴槽を  持ち込んで、三人がかりでお風呂に入れてくれるサービスで

本人は、とても喜んでいましたね。

訪問診療の  先生は、看護婦さん二人を  連れて。

あちこちの、ディサービスにも、参加させました。

訪問リハビリでは、寝返りの打ち方から教えてもらう状況でした。

介護用ベツド、車椅子も、レンタルしてなど

 

でも今は、何もお世話にならないで済んでいます。

車椅子は買いました。

試行錯誤の毎日ですが

なんでも、自力でやらせる、「スパルタ式の介護」が、かなり、功を奏した

のでは、ないかと思っています。

 

今の ところは

自分で、着替えをして ( 外出に見苦しくない格好を  させます。ジャージは着せません。)

先日もサロンの友人が

「いつも、ベルトを  してきちんとした格好を  しているのですね。」

と、感心してくれました。

 

毎日のランチ外食

そのためのドライブ

ショッピングセンターの  中の  散歩 (ショッピングカートを  押す私の肩に掴まって)

暖かい日のシャワー (時々、息子や孫が来て入浴させてくれます。)

新聞は、毎日読みます。

沢山の  写真を 一緒に観たり

 

 

トイレを  汚すことも少なくなりました。

日中はお襁褓パンツを  、履かせています。

夜中は、2度、尿瓶にさせるようにしています。

失敗した時は、夜中に、シーツ他 総取っ替えで、泣きたくなったものでしたが、

今は、たま〜になり、随分、楽になりました。

 

さっきのことは、よく忘れますが、かなり正常な会話ができるように

なり 、ひと頃に比べると

頭が冴えてきました。

 

 

そして

この7年間、一度たりとも、声を荒げたり、私の指示?に従わなかったことが

ないのには、私も、驚いています。

完全なる「私の独裁」というところです。

私も「私がいなければ」という気持ちからか、ずいぶん元気になれた気がしています。

 

と言っても、想定外のことが起きて、大声で怒鳴ることが、しょっちゅうあります。

「怒っても、すぐ、忘れるんだから、効果ないけど、私のストレス解消になっているのが

「スパルタ式の理念」だから、いいんじゃない?

そうじゃないと、続かないよ」と

今日も、久しぶりに来た孫に言われました。

 

もう、主人も81歳。どうなっても不思議でない年齢になりました。

でも、薬もサプリメントも飲まない、内臓に問題のない身体なので

まだまだ、生きそうですので、私も頑張らなければと思う、昨今です。

 

 

 

 

 

今の楽しみ

f:id:kitakarukaigo:20210204013253j:image春らしくアレンジ。プレゼントに
f:id:kitakarukaigo:20210204013304j:imageあれこれ残っていた花を  組み合わせて大きいサイズ

f:id:kitakarukaigo:20210204013258j:imageシックな色合いのオールドローズ
f:id:kitakarukaigo:20210204013241j:imageドア飾り用に小さめ

このところ、やっと落ち着いたので、主人の書斎だった部屋を  

仕事部屋にして、造花の  アレンジを  、楽しんでいます。

ひと頃、仕事にしていたので、残っていた沢山の  造花の  、整理も兼ねています。

子供の頃からの、花好きなので、ラジオを聴きながら、のんびり、過ごす至福の時です。

 

早速、幼馴染二人の  喜寿祝いに、送って、喜ばれて、嬉しい限り。

 

ちなみに、リースの台は、小春日和の  日に、サイクリングしながら、

手賀沼湖畔に、沢山生えている葛の  蔓で、つくつたものを  使います。

この地に住んでいる恩恵です。

 

 

 

なかにし礼さんのこと

先日、生前の彼が出ている、3時間番組を  観ました。

彼の語りから、彼の作詞には、どれも、その、波乱に満ちた人生から、生まれた

深い思いが隠されていることがわかり、より、興味深く、歌の  内容が

理解できた気がしました。

波乱に満ちたといえば、彼の書いた本

「赤い月」

は、満州で産まれて、敗戦で、命からがら、帰国した、彼の実体験を  元に

書かれていました。

この本について、以前、ラジオで

「当時のことを  、郷愁で、美しい思い出として、書かれている本が

多いけれど

私は、自分が体験したことを  とうして

戦争がいかに酷いかということを

今の若い人にも、伝えたいと、思つて書いた」

と、語っているのを聞いたことがあります。

因みに、先日の番組で、彼の初めての、ヒット作の  

黛ジュンが歌った、「ハレルヤ」

は、困難の末、たどり着いた港で、帰国船を  見た時

「これで、生きて、祖国に帰れるんだ!」という歓喜の気持ちを  

この「ハレルヤ」という言葉に込めた、と、語っていましたね。

 

なかにし礼という、書き手がいたからこそ、の  実話に基づいた本。

引き込まれて、一気に読める本なので

沢山の若い人達によんでほしいと思い、孫たちにも、

勧めています。

 

 

 

 

しまなみ海道の サイクリング

先日、ブラタモリで、しまなみ海道を  、やっていたので

9年近い前に行った、幼馴染とした楽しかった旅のこと懐かしく思い出しました。

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私達、ばーさん、二人。

素晴らしい5月晴れの元

レンタルしたママチャリで

今治から尾道までの  70キロ、1日あればいい行程を  

3日かけて、のんびりとした旅でした。

 

 

この番組では、村上海賊がテーマでしたが、しまなみ海道は景色が

素晴らしいところです。

私は、世界中に、こんなに美しい海と島々が見られる場所は  、ないのではないかと

思います。

橋の上では、自動車道の横に、サイクリング道があり、絶景が楽しめ

島に入れば、島の  中を楽しめるサイクリング道が続いています。

海の幸は勿論、ゆかりの美術館や、見所があちこちにあり、車で、通過するだけでは

わからない旅を  することができました。

 

よい思い出です。

主人や孫達を  連れて、もう一度と思っていましたが

主人が倒れて、かなえなかったのは、残念なことです。

 

 

 

 

 

 

親しい友人が亡くなりました。

今日、鎌倉で、葬儀ミサが行われますが、コロナのこともあり

伺えません。

ミサでは、歌わず、テープが流されるなど、色々な対策がなされるそうです。

80才でした。

 

彼女は、敬虔なカトリック信者で、とても優しい人でした。

こんなことも。

10年ほど前、仲の良かったご主人を  亡くされたあとでしたか、

通っている教会のカナダ人の神父様が

年老いて、教会のひとすみのお部屋で、一人寂しくお暮らしの様子を見かねて

毎日、お昼ご飯を  作りに通うことを  始めました。

カトリックの神父様は、プロテスタントの牧師様と違い、結婚しないので

異郷の地で、全くの身寄りが無いのです。

 

そのうち、函館の老人ホームに入られることになり、彼女が、お連れしたのですが

言葉の問題もあるのでと、そのホームに懇願され、何年かそのホームに滞在。

その後、神父様が病気になり、連れ帰り、鎌倉の病院へ入院させました。

 

その彼女が、毎日、付き添っている時、暇なので、その病院で、健康診断を  受けたら、

早期の膵臓癌が、見つかったとのこと。

神様が、彼女の行いに、報いられたのでは?と私達は思ったことでした。

そのあと、神父様の最期を  看取り、カナダまで兄弟に会いに行きと、

最後の最後まで、お世話して差し上げたのでした。

誰にでもできることでは無いですよね。

 

手遅れになりがちな膵臓癌も、早期だったので、この何年かは元気だったのですが。

クリスマス前、電話で話した時、「あと、3ヶ月と言われたの」と言っていたのですが

早かったですね。

でも、テレワークの息子さんもいてくれ、なんとか3ヶ月のビザが取れてアメリカから

帰ってきていた娘さんとも、クリスマス、新年を一緒に、最期まで、自宅で、過ごして

天国のご主人の元に行けてよかったと、思います。

痛みがなかったのも、奇跡のように感じます。

 

周りの人たちに、沢山の楽しい思い出を残して、天国に。

ありがとう‼️の気持ちでいっぱいです。