やはり、老老介護は、大変です。
痴呆の症状があリ、さっきの事は、すぐ忘れる、耳も遠い、ヨタヨタの主人を相手の毎日は、時々、気が滅入ります。
その上、全ての事を 、私一人でしなければなりません。
我孫子の家を 締めて、北軽井沢に落ち着くまでも、何かと大変で、クタクタでした。
そんな私のクタクタの状況下でも、人の顔さえ見ると
「ドライブに行かない？」
と、言われるのには、もう、イライラしました。
しかも、午前と午後の二回、ドライブには連れて行っているのにです。
忘れているのでしょう。
このことについては、
「ドライブと散歩の今日の予定」
を 毎朝、ノートに書かせる事で、少しは改善していますが。
トイレの掃除は、その都度チエツクして必ず本人にやらせています。
でも、なかなか、進展がありません。
座って用を足すのですが、汚さない工夫を 忘れるようなのです。
私が掃除するのは、簡単なのですが、1日に何回もの膝をついての掃除は、膝を曲げる、立ったりしゃがんだりする
いいリハビリにもなると思い、徹底的にやらせています。
髭剃りを 、サボろうとする。
毎日うるさく言っているのですが、いい加減なので、どんどんむさ苦しくなっています。
明るいところに出てみると、服はシミだらけ、「汚い老人に、まっしぐら」状態
まじかで、人に接する機会が、あまりなくなると、どんどん、だらしなくなるのですね。
困ったことです。
散歩も、自分からはしません。
歩かないと
「ドライブに、連れて行かない！」
「寝たきりになったら、もう面倒みない！」
と、脅迫しながら、歩行補助器を 使って自力で歩かせます。
この夏は2000歩を 目標にしていますが、、v
ここは、夏、涼しいので、なんとか、頑張らせたいと思っています。
万歩計を 付けているので、励みには、なっているようです。
ちなみに、昨日は上田市に、色々雑用を 片ずけに行き、
時節柄もあり、その間、ずっと、車中で待たせていました。
夕方の散歩の時間は、雨で、散歩出来ずにいたら
歩行数は44歩、
今朝の散歩は、てきめん、いつもより、ヨタヨタしていました。
ガミガミ言いながらでも、歩かせることの大切さを、実感しています。
この散歩で、知り合いも増えました。みんな、何かと声をかけてくれます。
兎に角、
そんなこんなで、この何年かやってきましたが、このところ、なんだか、疲れてきましたので、日常生活で
私が大変と思うことは、やらない！と割り切ることにしました。
入浴はさせてあげたいと思わない。
先日も、洋服を 着たまま、浴槽から出る練習を させたのですが、2時間、頑張っても出られませんでした。
なんとか、引っ張り出しましたが、裸だったらと、ゾッとしました。
それで、本人が希望しても、入浴は断念。
従来通り、お風呂に常備している「庭で使うプラスチックの大きな椅子」に座らせてシャワー。
安全ですし、ゆったりとシャワーも浴びられるので、これで十分と思うようにしました。
兎に角、80キロ以上ある大きな主人です。何事も、自力でやることができなくなると、自宅介護は
不可能です。
DVDで映画を 一緒に観ようと思わない。
北軽のテレビは小さいせいか、字幕すら、よく読めなくて、又、理解力もなくなっているので、いちいちの説明が面倒。
私一人で楽しむことにしました。
少しでも、楽しませたいし、それが刺激になればと思っていたのですが、、
過去のことは、よく覚えていているし、会話の中で、気の利いた返事が、返ってきて、驚かされることもあり
、楽しいこともたくさんありますが、「もう〜」と思うことも、多い介護生活です。
子供用携帯を 、主人に
主人が、倒れ、又、我孫子と北軽井沢の、半々の生活形態に、なつてから、主人の携帯も固定電話も解約。
かけ放題の私の携帯だけにしていました。
オレオレ詐欺の被害の心配がなく
友人との長電話も、こちらから、掛け直すことにしているので、迷惑をかけることもなく、
ほかに、タブレットがあるので、安上がりの上、何の不都合もありませんでした。
でも、
夫婦二人だけの暮らしの今、私に、何か、あったら、
ボケ気味の今の主人は私の携帯の操作ができないし、その上、自由に動くことがままならないので、簡単に助けを求めることも難しい
と、かねてから、心配で、何か、良い方法が、ないものかと考えていました。
それで、操作が簡単で、今の主人でも、何とか最低の要件が満たされる、子供携帯がいいのでは？と思いつきました。
今日、早速、契約。
私、長男、長女、この3人だけに、簡単に繋がる様になりました。
私の携帯もソフトバンクなので、家族割引があり、月1291 円との事でした。
これで、懸案事項が、一つ解決し、安心しました。
操作が簡単とはいえ、痴呆気味の主人のことゆえ、完全に習得するには、毎日の練習が必要の様ですので
毎日、子供たちに、電話を させることになりそうです。
まあ、それも、生存確認になっていいことではないかと思います。
蜜蜂と遠雷
インターネットの便利さに、遅ればせながら、びっくりしています。
この本は、2017年に、直木賞と本屋大賞のW受賞した作品でピアノコンクールに挑む若者たちの話なのですが
テーマがテーマなので、たくさんのピアノ曲が出てきます。
殆どがどんな曲なのか、解らないまま読んだのですが、いつか、何らかの方法で、この全部の曲を
聞いてみたいと思いましたので、本を 読みながら、その曲名や、語られている内容などを、書き写しておきました。
昨日、そのメモが出てきたので、早速、インターネットで検索。しかも音声で。題名を 言うだけで、私のA5サイズのタブレットは
まるで音楽会に行っている気分にさせてくれました。しかも、本に出ていた曲、全曲聴くことができ、一つ、謎が、解決しました。
感激です。
インターネットオンチの私なのですが、これで、一歩前進です。
四つ葉のクローバーを 見つけました。
介護生活が始まって初めてです。
実は私は四つ葉のクローバーを 見つける名人？で子供の頃など近くの原っぱでたらい一杯に浮かべるほどの四つ葉を 見つけたものでした。ところがこの数年の介護生活では散歩のたびに探すのですが見つけられませんでした。本当に不思議でした。チョッピリ明るい気分になれました。
子供達に 差し入れ
2年前になりますか こんな投稿をしました。
フルタイムで働き始めた娘に大学受験の息子が いたので、 始めた差し入れのことでした。
この記事読んで
「では 私も 離れて住んで 子育てしながら 仕事を して大変な 子供を 助けてあげたい 」
と思う人が できればいいなという思いから書きました。
今はテレワークで家にいても忙しい娘を助けて、高校3年の女の子の孫が 大食いの家族4人の昼食の支度を引き受けてくれているそうです。
もう私の手助けなどいりませんし、またその元気もありません。
このcoronaの現状、困っているお母さんに暇があって元気なおばあさんが、役立つといいなと思う昨今です。
