妻恋村の名の由来

今、私たちが滞在している山荘のある住所は

 

「吾妻郡 妻恋村」です。

 

珍しい、何か、心に、グッとくる地名でしょ?

 

今は、妻恋村は、「キャベツ」で、有名ですが

こんな由来が、あるのです。

興味が有れば、読んでみてくださいね。

 

古事記や、日本書紀によると

西暦110年

日本武尊(ヤマトタケルのミコト)が

今の、神奈川から、今の千葉県に向かう途中の海上で難に遭い

妻の、弟橘姫(オトタチバナヒメ)が、海に、身を投じ

夫の危機を救ったとのこと。

 

危うく難を逃れた、日本武尊は、東国征討の帰途、

鳥居峠(群馬県と長野県の境にあり、群馬県側は、妻恋村)で

f:id:kitakarukaigo:20220904160311j:image
f:id:kitakarukaigo:20220904160316j:image

亡き妻を  思い

「お〜我が妻よ!」

と、妻を  恋しがり、悲しんだことから

 

我が妻の「吾妻郡」

恋しい妻「妻恋村」

 

という地名がついたそうです。

 

この鳥居峠は、上田市に行く途中に、通るのですが

我が家からは、山の中を通る長野街道を  、車で30分はかかります。

昔の人の、苦難が、忍ばれます。

 

ちなみに、今、

妻恋村の周り一面キャベツ畑に囲まれた

素晴らしい眺めの、美しい丘が

「愛妻の丘」

として、観光名所になっています。