社会人の男の孫が
仕事帰りの金曜日の夕方から来てくれ､
箇条書きにした「やって欲しいこと」
を､全部、解決して､2泊して、帰って行きました。
この孫のお陰で､この年寄りの私も､
何とか､今の世の中の､端っこに､捕まっていられています。
感謝です｡
ゆっくりお喋りもでき、楽しい週末でした。
私のこの山荘について
築45年の廃屋だったこの小さな家を見て､
「貴女､買うならこれよ！」
と言う、「軽井沢に別荘を持つ親しい友人､の一言」で､
暑さに参っていた私は､「即決」で、此処を買って貰いました。
庶民の私達が､そんなことができるほど信じられない「安さ」だったんです｡
今でも､「人生で､一番のプレゼント」を 貰った思いがしていますし
此処を見つけてくれた友人に感謝あるのみです。
おまけに、住所が､花好きの私にピッタリの
「花の街」
番地は、私の誕生日
偶然とはいえ､私のものになったことが､宿命的に思います。
そんな経緯で､此処を購入してから、早10年が経ちます。
九月半ばに見つけて､10月1日に契約｡
すぐに水回りを 増築してもらい､
お正月は､子供達も集まって､賑やかに過ごしました。
そして、その二月に､夫が、原因不明の病に倒れたのでした。
その夏から
此処に､夏場､何ヶ月も滞在｡
介護保険は、日本のどこででも、利用できるので
此処でもお世話になった時期もありました。
ちなみに、この何年も､介護保険のお世話にならないで、過ごせています。
これだけは、必須の
「毎日の、リハビリ散歩」は、この涼しい環境に助けられましたね。
入手から､夫が倒れるまでの､一ヶ月余り
我孫子から､余っていた家具等(以前は東京と行ったり来たりの2箇所の生活をしていたので)
二人で、セダン型の自家用車に、分解などして､詰め込んで、何往復したことやら？
よくあんな「力」と「気力」があったと､我ながら、感心します。
その当時は､夫も元気だったのですね。
二人で、力を合わせなくては、できないことでした。
此処のために、新しく購入したのは､
千葉で購入しても「配送料無料」の
キッチンに置く食器棚､ワゴン
テーブルと椅子4脚
テレビを除く電気製品
組み立て式のシンプルベッド(通販で見つけて)
それだけです。
地元でテラス用のテーブル、椅子
お陰で、我孫子の家の中が、スッキリ片付いて
快適に過ごせるようになりました。
それにしても､この家は､2寝室とリビングという小ささですが
住むほどに､この家の「建主の思い入れ」と「センス」が､伝わってくる家です。
持ち主が、次々と変わって､廃屋にまで、なった経緯は、不明ですが
何十年もたった今、これほどまでに、私達が気に入って、利用していることを､
知ってくれれば､きっと、喜んでくれていることと思います。
建物は高床式
ランプをはじめ、天井､床も凝っています。
柱、ガラス戸などの建具も高級です。
テラスにもこのような凝ったセンスのいい屋根がついているので
床板が傷むことがありません。
ちょとした手すりも
中二階の和室の天井も
リビングの床
リビングの天井の梁とランプ
一階の和室の天井は網代ばり
ランプも、その部屋にあった雰囲気のあるものが
テラス
玄関
リビングには2個の照明
玄関の外
我孫子から持ってきたものは
テーブルと椅子
テレビと台にしているキャビネット
ステンドグラスのスタンド
客用wedge woodの食器など(透明ビニールでカバー)
旅先で求めた絵皿
大きな花の額や飾り物､両サイドに、皮張りのポール
組み机や鏡､飾り物や絵は全て、我孫子から持ってきました。
電気マッサージ器と足マッサージ器
折り畳み式のテーブル
トールペイントしたもの
絵
テラスには、籠や帽子を
手製のリース
玄関にも、大きな手製のリース
玄関
げんかんへの石段
増築部分
洗面台
風呂
トイレ
キッチン流し
敷地も､別荘内では、一番いいのではと思われる場所にあり
広さも、一区画半と言う広さです。
兎に角､100％､気に入っているので
私が、生きているうちは、毎夏、ここですごしたいですし
亡き後も､子供や孫や親戚が自由に使える様に
管理費や維持費を せっせと､貯金しているところです。
中野京子さんの本
図書館で見つけて、再読｡
この人の本は、色々､テーマ別に書かれたものが､沢山ありますが
絵画の解説が、どれも､とても興味深く､面白く書かれていて
何度読んでも楽しめます。
彼女の書いた本を読むと､絵の内容が理解できて
より、興味深く鑑賞でき､
「ぼーっと、ただ､有名だから」と、眺めていた無知だった頃から
少しは､成長した気になります。
降ったり止んだりの今日の夕方
2〜3日前､虹が
幼馴染みが来てくれました｡
昨日は､
小学4年からの70年来の親しい友人と､そのお嬢さん､
子供の時から「お兄ちゃん」と呼んでいたそのお兄さん夫妻の
四人と､可愛くていい子の犬､茶々丸くんも一緒に
滞在先の榛名の別荘から､遊びに来てくれて、楽しい時を
過ごしました。
コロナ前には､一緒にいらしてくれた彼女のご主人が亡くなり､
また
共に、幼馴染みだったもう一人のお兄さんも、コロナ禍で
亡くなってしまい､この数年で､ずいぶん寂しくなりました。
もうすぐ私達も80歳｡おばあさんになりましたが
､共に元気で再会できて感謝です。
お兄ちゃんと夫は、卯年の同級生と解りました。
また､来年、皆んな、元気で､会いたいものです。
